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過呼吸:急に息苦しくなることありませんか?

過呼吸
過呼吸

ある日突然、いきなり息が苦しくなり、吐き気や血の気が引く感覚に襲われたらびっくりしますよね。しかし、貧血と診断されたことのある人や脳貧血を頻繁に起こす人の場合、似ている症状のためさほど気にかけないかもしれません。
でも、実際に重大な疾患が原因となっている事もあるので発作を起こしたことのある人は必ず内科で検査を受けておきましょう。


過呼吸症候群(過換気症候群)

原因とメカニズム

浅い呼吸を通常よりも頻繁に繰り返すことで、息を吸い込む量が多く上手く吐き出せなくなります。すると血液中の二酸化炭素が増えてしまい、息苦しくなりさらに呼吸の回数が増えてしまうという仕組みです。
過呼吸発作を起こす原因には、自律神経のバランスが崩れたり、緊張・ストレス状態が長く続くなど精神的な要素と身体的に疲れが溜まることでも起こりやすくなります。
また、発作を何回も繰り返していると、普段の呼吸から過呼吸気味になっていることが多く、ちょっとした緊張や刺激がきっかけで発作を起こすようになります。

症状

呼吸が乱れ酸素の二酸化炭素のバランスが悪くなると、めまいや冷や汗がでて、目の前が白くなったり手足がしびれてきます。さらに症状が進むと、手足だけでなく、下がしびれてろれつが回らなくなったり、指や膝などの関節がひきつったようになる事もあります。こういった症状が出ることで無意識のうちに緊張が高まり、さらに浅い呼吸を繰り返してしまう人が多く、過呼吸の悪循環が起こってしまいます。

治療と対策

症状や発作におどろいて極度に緊張してしまうと、さらに症状が酷くなるのでリラックスすることが重要です。浅い呼吸は、自分の吐いた息を吸い込むことで解消することができますので、袋の中に息をゆっくり吐きそれをゆっくり吸い込むようにしましょう。過呼吸が起こりそうになったら意識的に呼吸をコントロールするのがポイントです。
また、睡眠不足やストレスをためないように日常生活を改善する事も大切です。発作が頻繁に起こるようなら、病院で抗不安薬などの薬を処方してもらうと症状を改善することができます。

自律神経失調症

原因とメカニズム

自分の意思とは関係なく、生命維持に必要な呼吸や体温調節、消化吸収などの活動をコントロールしているのが自立神経です。自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれ役割りが違います。必要に応じて切り替わっているのですが、脳内でこの切り替わりをコントロールしている部分は、ストレスや不安などを感じる部分と同じ視床下部なのです。そのため、精神的に大きな負担やストレスを感じると視床下部から自律神経に伝わってしまい、自律神経が正常に機能しなくなることがあります。これが自律神経失調症です。

症状

身体には、倦怠感・疲れやすい・めまい・頭痛・耳鳴り・息苦しい・手足のしびれ・冷え・食欲不振・不眠などが主な症状として現れます。これらは貧血や過呼吸の身体症状と共通している部分が多く、自己判断だと間違えてしまいやすいものです。
また、自律神経失調症では精神的にも症状が現れます。集中力が低下したりイライラしやすくなったり、何もない時に急に不安感に襲われる事もあります。

治療と対策

現れる症状は色々とありますが、実際に自律神経失調症と判断するのは難しい疾患なんです。症状の程度にもよりますが、軽度の場合には生活習慣の改善やカウンセリングなどで症状が落ち着く場合もあります。しかし、生活に支障が出るほどの症状がある場合には心理療法や理学療法など医者と相談しながら時間をかけてジックリ治療を行う必要があります。