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リウマチ・腎臓病・肝臓病:貧血の症状が表れやすい!

リウマチ・腎臓病・肝臓病
リウマチ,腎臓病,肝臓病

リウマチは年配の人に多い病気、貧血とは関係のない病気だと思っている人が多いようです。しかし、実は20代・30代の女性に最も多く、男性の3倍の確立で発症するといわれている疾患なんです。また、リウマチにかかっている人の1/2近くに貧血の症状が現れています。
まだまだ若いと思っていても、症状が現れたら一度血液検査や精密検査を受けることをおススメします。


慢性関節リウマチ

リウマチと貧血

発症すると骨が壊されてしまうため、関節が腫れたり、肺・心臓・肝臓腎臓などの臓器が正常に機能しなくなる症状等が見られます。各臓器では血液を作るための材料となる鉄やカルシウム、ビタミンなどを蓄えてありますが、リウマチによって貯蔵できなくなったり、貯めておいたものが出せなくなると、鉄欠乏性や悪性貧血などになってしまいます。また、骨髄の中にまで影響が及ぶので、骨髄の中で正常に血液が造られなくなってしまいます。

治療方法

使用される薬のなかには、リウマチの症状改善に効果的ですが骨髄の抑制作用があるものが含まれていることがあります。また、赤血球を作る時に必要な鉄と結合してしまう作用があるものもあります。これらの薬は、リウマチの治療には欠かせないのですが、血液の生産を阻害してしまうことになるため、貧血症状が現れやすくなります。そのため、リウマチの治療と平行して鉄剤の投与を行ったり、鉄の吸収を阻害する細胞を抑制する薬を使う事もあります。

腎臓病

腎臓病と貧血

腎機能が低下すると、骨髄の中で血液の元となる造血細胞の分化に必要なエリスロポエチンという物質が生成されにくくなります。特に腎臓の機能が著しく低下してしまう腎不全では、ほとんど作られなくなるといってもいいでしょう。そのため、慢性の腎臓病や腎不全の場合、必ず貧血の症状も現れることになります。
また、腎不全になってしまうと血液の生産だけでなく、体中の老廃物が排出されずに体中に溜まってしまいます。そのため、溶血性貧血が同時に起こる場合もあります。

治療方法

造血細胞の文化に必要なエリスロポエチンを人工的に作り出すことができるようになり余した。そのため、定期的にこのエリスロポエチンを使った治療を行うことで腎臓病による貧血を改善することができます。しかし、腎不全で老廃物による溶血性貧血が起こった柄いる場合には、血尿による鉄欠乏性貧血の治療として鉄剤の投与を平行して行う必要があります。

肝臓病

肝臓病と貧血

慢性的な肝臓病になるとビタミンB12や葉酸を利用する働きが急激に低下し、巨赤芽球性貧血になる可能性が高くなります。
また、血液凝固因子に関係のある物質も肝臓で作られます。そのため間機能が低下すると血液が固まりにくくなり体内の血管ないで、血液が停滞し出血性や鉄欠乏性の貧血にもなってしまう可能性が高くなります。

治療方法

様々な原因が折り重なるため、違ったタイプの貧血が同時に起こる可能性が高いのが肝臓病なのです。そのため、複数の治療を同時にもしくは優先順位を決めて行う必要がありますので、血液検査などをこまめに行い疾患の進行や症状、体調の状態などにあわせて効果的な治療方法を選択していく必要があります。